「整体を受けると、どんな変化が期待できる?」
「腰や肩がつらいとき、整体へ相談してもいい?」
「一度受ければ身体のゆがみが元に戻る?」
整体について、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
「整体」という言葉には全国共通の一つの施術方法があるわけではなく、院によって考え方や施術内容が異なります。
そのため、「整体なら必ず○○の効果がある」と一律に考えることはできません。
このページでは、整体で期待できること、期待しすぎない方がよいこと、せんだいファミリー整骨院で大切にしている考え方を分かりやすくご紹介します。
整体とは?院によって内容が異なります
整体では、手を使って筋肉や関節へ刺激を加えたり、身体を動かしたりする方法が使われることがあります。
ただし、整体という名称だけでは、どのような施術を行うのか、どのような資格を持つ人が対応するのかまでは分かりません。
せんだいファミリー整骨院では、国家資格を持つ柔道整復師が、現在の症状や身体の動きを確認したうえで対応しています。
「整体」という名前だけではなく、誰がどのような考え方で身体を確認するのかも、院を選ぶ際のポイントです。
整体で期待できること
手を使った施術や関節を動かす方法については、腰痛などの筋骨格系の不調で、痛みや身体機能に小さな変化がみられる場合があることが報告されています。
NCCIHでは、脊椎への徒手的な施術について、急性・慢性の腰痛で痛みや身体機能に小さな変化がみられる場合がある一方、研究結果にはばらつきがあることを紹介しています。
WHOでも、慢性的な腰痛への対応として、運動・セルフケアに関する情報提供などと並び、一部の徒手的な方法が選択肢として挙げられています。
つまり、整体は「すべてを一度で元に戻す方法」ではなく、身体を動かしやすくするための選択肢の一つとして考える方が適切です。
「整体の効果」として言い切らない方がよいこと
整体については、次のような表現を見かけることがあります。
- 自律神経が必ず整う
- 新陳代謝が上がる
- 全身の血流が必ず良くなる
- 骨格のゆがみを戻せば不調がなくなる
- 定期的に受ければ痛みが戻らない身体になる
しかし、これらを整体全体の効果として一律に言い切ることはできません。
特に、筋肉や関節以外の幅広い身体の働きについて、整体だけで明確な変化が得られるとする根拠は十分ではありません。
整体で何が期待できるかは、現在の症状・施術内容・身体の状態によって異なると考えることが大切です。
腰痛では整体だけに頼らないことも大切です
腰痛について、NICEでは徒手的な施術を検討する場合、運動などを含めた取り組みの一部として行う考え方が示されています。
WHOでも、慢性的な腰痛では、一つの方法だけではなく、身体の状態や生活背景に合わせて複数の方法を組み合わせる考え方が示されています。
例えば、
- 現在できる範囲で身体を動かす
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 仕事や家事での負荷を見直す
- 運動量を急に増やさない
- 必要に応じてセルフケアを行う
などを合わせて考えることが大切です。
「骨格のゆがみ」だけで不調を説明しない
「骨盤がゆがんでいるから腰が痛い」
「姿勢が悪いから身体の不調がすべて起きている」
と説明されることがあります。
姿勢や身体の使い方が負担に関係する場合はありますが、痛みや不調の背景は一つとは限りません。
当院では、
- どの動作で症状が出るか
- どのくらい続けるとつらくなるか
- 関節がどのように動いているか
- 仕事や日常生活でどのような負荷があるか
- スポーツをしている方は練習量や競技動作
などを確認し、一つの原因だけに決めつけないことを大切にしています。
施術を受けた直後の変化だけで判断しない
整体を受けた直後に、
- 身体が軽く感じる
- 動かしやすく感じる
- 痛みが少なく感じる
という方もいます。
ただし、直後に楽になったことと、その後も同じ状態が続くことは同じではありません。
大切なのは、施術を受けた直後だけではなく、
- 翌日はどうだったか
- 仕事や家事をするとどう変わるか
- 歩く・座る・立つなどでどう変化するか
- 以前よりできることが増えているか
を確認することです。
せんだいファミリー整骨院で大切にしていること
当院では、整体を受けること自体を目的にするのではなく、現在どのような場面で身体に負担がかかっているのかを確認することを大切にしています。
初回は約90分の時間を確保し、
- いつから症状が続いているか
- どの姿勢・動作でつらいか
- どのくらい歩けるか
- 関節や身体の動き
- 仕事や日常生活での身体の使い方
- スポーツをしている方は競技動作や練習量
などを確認します。
そのうえで身体の状態に合わせて施術を行い、必要に応じて自宅で行う運動や身体の使い方についてもお伝えします。
「痛い場所だけを見る」「全員に同じ施術をする」のではなく、その方の生活や身体の状態に合わせて考えることを大切にしています。
このような場合は病院での確認を優先してください
次のような変化がある場合には、整体を受けることより病院での確認を優先してください。
- 転倒や事故のあとから強い痛みがある
- 明らかな変形や強い腫れがある
- 急に手や足へ力が入りにくくなった
- しびれが短期間で急に強くなった
- 発熱を伴う強い痛みがある
- 安静にしていても強い痛みが続く
- 尿や便について、これまでにない変化がある
身体の状態によっては、当院での対応より病院での確認を先におすすめする場合があります。
よくあるご質問
Q. 整体は一度受ければ十分ですか?
一度で大きく変化を感じる方もいれば、変化が少ない方もいます。
必要な回数を最初から一律に決めるのではなく、症状や日常生活での変化を確認しながら考えることが大切です。
Q. ボキボキする整体ですか?
当院では、強い刺激を加えること自体を目的にはしていません。
身体の状態や感じ方を確認しながら、その方に合わせて施術を行います。
Q. 腰痛や足のしびれでも相談できますか?
ご相談いただけます。
ただし、症状の出方によっては病院での確認を先におすすめする場合があります。すでに検査を受けている方は、その内容も参考にしながら現在の身体の状態を確認します。
まとめ
整体で期待できることは、施術内容や身体の状態によって異なります。
腰痛などでは、徒手的な施術によって痛みや身体機能に小さな変化がみられる場合がありますが、整体だけですべての不調がなくなるわけではありません。
大切なのは、
- 現在の症状を確認する
- 一つの原因だけに決めつけない
- 日常生活や運動量も見直す
- 施術後の変化を継続して確認する
- 必要に応じて運動やセルフケアも組み合わせる
ということです。
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参考資料
▶ NICE|Low back pain and sciatica







