デスクワークによる身体への影響
デスクワークをされている皆様、お身体の調子はいかがでしょうか。
このようなことにお困りではありませんか?
・目が疲れて首が痛くなってくる
・肩が凝ってツライ
・長時間座っていると腰が辛くなってくる
デスクワークの方に多いこの症状、対策を取られている方もいらっしゃるかと思います。
ここではその対策についてご案内いたします。
なぜデスクワークで首、肩、腰が痛くなるのか
デスクワークの方が首、肩、腰が痛くなりやすいのは、「姿勢」が一番の理由になります!
そんなの分かってるよ!という方も是非聞いてください。
パソコンを常に使用されている方が多いと思いますが、ひとつの画面を長時間注視されているのが大きな原因です。
パソコンなどのモニターからは「ブルーライト」という光が発しており、疲れ目の原因になることも多いです。スマホも同様ですね。
疲れ目になると、視界がぼやけ、よく見ようと、顔が画面に近づいていませんか?
この姿勢、いわゆる猫背を助長する姿勢で、肩こり、腰痛、ストレートネックなどの異常をきたすことが多いものです。
画面に顔が近づくことで首や肩に力が入った状態になります。
この状態が続くと、首は力が入りすぎて硬くなり、肩は内側に巻かれ「巻き肩」という状態になり、腰は丸まりバランスが崩れ、結果腰に負担がかかり腰痛になります。
つまり、姿勢が悪くなることで首、肩、腰に悪い影響を及ぼす可能性が高くなってしまいます。
これが、デスクワークの方に多い、肩こり、腰痛、首の凝りの理由となります。
今ではパソコン画面を長時間見る仕事はVDT作業と呼ばれ、20分に一度程度の目の休息時間が設けられるところも増えてきていますよね。
それだけ現代病として認識されてきているということになります。
何か対策を行わなければ、負担は積み重なり慢性的な症状へと変化していきます。
個人で行える対策はズバリ「仕事の合間」になります!
仕事の合間にできる対策
目の対策
①「20-20-20ルール」で目の休息を
「20-20-20ルール」は聞いたことがありますでしょうか。
20分間作業をしたら、20フィート(約6メートル)先を20秒間見るというものです。
欧米で提唱されているもので、ドライアイ対策にも有効で簡単に取り入れられることとして広まったものです。
ドライアイの他、視力低下への対策にもつながりますので、作業の合間に行ってみてください。
②目のストレッチ
5秒間、力強く目をギュッと閉じてみてください。
目の奥が痛いという方は目が疲れている状態です。
これを行うことで、目の血流もよくなりますので、疲れたなと感じたら是非行ってみてください
③ブルーライトをカットする
物理的にPCから発せられるブルーライトをカットする方法です。
PCモニターにフィルムを設置する
→個人の方は取り入れやすいと思います。企業にお勤めの方は上司に相談してみてください。
ブルーライトカットメガネを使用する
ご自宅でも使用できるため、スマートフォンからのブルーライトのカットも期待できます。
デザインも様々あるので試してみるのもいいですよ
肩・腰の対策
30分~60分に一度は立ち上がってストレッチをする
肩・腰は長時間同じ姿勢でいることによる血流の悪化が大きく影響します。
合間の時間があったら、積極的に立ち上がってストレッチをして血流をよくしましょう。
①肩のストレッチ
・肩を回す
手のつま先を肩に当てて、大きく肩を回しましょう。前後に10回ずつ、肩甲骨を動かすように行うのが効果的です。
・肩に力を入れて脱力する。
3秒間力強く肩をすくませたら、一気に脱力しましょう。
アスリートの方も行っていて、リラックス効果もあるので、緊張する場面の前に行うのもおススメですよ。
・手を身体の後ろで組んで、肩甲骨を寄せるようにして手を上に上げて5秒間キープ
胸が広がるのを感じながら行うとより効果的です。
②腰のストレッチ
・背中を伸ばす
手を前で組んで背中だけを後ろに突き出すように5秒間伸ばします。
・背伸びをする
組んだ手の手のひらを上に向けて、真上から引っ張られるようにして5秒間背伸びをしましょう。
・腰を回す
手を腰に当てて、左右に3回ずつ回してみましょう。血流改善に効果的ですよ。
・屈伸をする
腰への負担を減らすため、下半身を使いやすくするように、血流を改善させる効果があります。
まとめ
デスクワークに限らず、長時間同じ姿勢でいることで多くの不調がでてきます。
個人でも対策は可能なので、何もしていないという方は是非行ってみてください!
身体が硬すぎる、早くラクになりたい!という方は、接骨院や整体も手段のひとつです。
当院でも施術を行っておりますので、お悩みの方は是非ご相談くださいね。