安心して通える「整骨院」の条件
初めて行く場所には少なからず不安があることだと思います。
体に痛みがあるときには、なおさら不安は大きくなりますよね。
今回は初めて整骨院に通われる際に、安心して通える整骨院の条件についてを記事にさせて頂きました。
整形外科や整骨院、整体などでこのような経験をしたことはありませんか?
・症状を伝える間もなく、レントゲン画像を見て一方的な話しのみ
・検査などほとんどなく、すぐベッドに寝かされマッサージ
・痛みがある部分のマッサージや電気のみ
・目的が分からない牽引やウォーターベッドなど
・説明が不十分のまま行う骨盤矯正やボキボキとした矯正
などなど
このようなことでご相談を受けることが多くあります。
慢性症状で痛みが長く続くような場合には、どのような所に相談すれば良いのでしょうか?
安心して通える条件
①初見時に話をしっかり聞いてくれる
②十分な検査と説明
③料金が明確になっている
④保険は使わない/保険が使用できるのがケガのみである
⑤担当制になっている
⑥予約制である
①初見時に話をしっかり聞いてくれる
今までどんな症状があり、どのような不安があるのか、しっかりとヒアリングをしなければご相談までの症状の経過も分かりません。
その場限りの施術だけで良いのであれば、その時の状態を見れば良いのかもしれませんが、症状を繰り返さない状態まで改善することを目的とするのであれば、しっかりとしたヒアリングは欠かせません。
初見時に話をしっかり聞いてくれるかどうかをチェックしましょう。
②丁寧な検査と納得できる説明
ただ痛い部分を見るだけであれば検査とは言えません。全身の状態や関節の動き、筋肉の状態など詳しく検査しなければ改善できる症状かどうか特定することは不可能です。また施術計画やどういう施術で改善するのか説明が不十分の場合、その場限りの施術のことがほとんどです。検査、説明を受けて納得できるようなら施術を受けましょう。
最近多いのが「ゆがみ」を理由に説明することです。「ゆがみ」が出る根本原因を解決しない限り、矯正を受けてもまた戻ってしまいます。説明が「ゆがみ」であれば不十分です。
③料金が明確になっている
コースが沢山あったり、オプションで金額がわかりずらいところもあります。
その場合には美容や痩身などがそのお店の売りであり、慢性症状(長く続く痛み)に特化しているとは考えずらいです。
慢性症状に特化している場合には、施術料〇〇円と分かりやい表記になっていますので料金が明確になっています。
④保険は使わない/保険が使用できるのがケガのみである
肩こりや慢性腰痛で保険が適応されることはありません。
保険適応の症状は決まっており、骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷のみとなっています。
また2週間以内にケガをした場合と限定的になっているため、このルールを順守されている場合には心配はありません。
保険適応で骨盤矯正やマッサージ、特殊な機器を使用している場合には、適切な保険請求をしていないことが考えられますので注意は必要です。
⑤担当制になっている
特殊な事情がない限り完全担当制のところを選びましょう。
いくら丁寧にカウンセリングや検査をしてもらっても担当が変われば、カルテの内容のみであなたの状態を把握するしかありません。
筋肉の状態や関節の動きの微妙な変化まではカルテで確認するのは難しく、直接手で触れなければ感じ取ることのできない軽微な変化もあります。
施術者とお越しになられた方との信頼関係もとても大切です。
最初から最後まで担当が変わらないところにご相談されることをおすすめします。
⑥予約制である
カウンセリング、検査、説明、施術を適切に行うための時間の確保のためには予約制になっているはずです。
時間が空いたからと突発的に施術を受けることは難しいですが、施術計画通りに通院することが可能な予約制の整骨院だと安心です。
また、長い時間待たされるということがありませんので、貴重なお時間を無駄にすることがありません。