「腰痛が何年も続いている」
「レントゲンやMRIでヘルニアや骨の変化を指摘された」
「検査では大きな変化がないと言われたのに腰が痛い」
「座っている時間が長いと腰がつらくなる」
「一度楽になっても、何度も腰痛を繰り返している」
このようなお悩みはありませんか?
「腰痛」と一言でいっても、その背景は一人ひとり異なります。
腰そのものの状態が関係する場合もあれば、股関節など腰以外の部分、日常生活での身体の使い方、睡眠、運動量、仕事や心理的な負担など、複数の要素が重なっている場合もあります。
そのため、
- 「腰痛=姿勢が悪いから」
- 「腰痛=ヘルニアだから」
- 「腰痛=筋肉が硬いから」
と、一つの理由だけに決めつけないことが大切です。このページでは、腰痛が起こる背景や、長引く腰痛で確認したいポイントを分かりやすくご紹介します。
まずは現在の腰痛の状態を確認してみましょう
次のような症状や変化はありませんか?
- 朝起きると腰がつらい
- 長く座っていると腰が痛くなる
- 長時間立っていると腰が重くなる
- 前かがみや物を持つ動作で痛む
- 腰を反らすと痛む
- 仕事の後に腰痛が強くなる
- 運動すると腰が痛くなる
- 腰痛を何度も繰り返している
- 腰痛だけでなく、お尻や足にも痛み・しびれがある
- 以前より身体を動かすことが不安になっている
これらは、腰痛の状態を考えるための一例です。
当てはまる項目の数だけで、腰痛の背景を判断することはできません。
大切なのは、
- いつ痛むのか
- どの姿勢・動作で痛むのか
- どのくらい続けると痛むのか
- 休むとどう変化するのか
を確認することです。
腰痛にはさまざまな背景があります
腰痛には、腰そのものに関係するものだけでなく、さまざまな背景があります。
腰に関係するものとしては、
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎分離症・すべり症
- 背骨や椎間板の変化
- 骨折や外傷
などがあります。また、腰以外の身体の状態が腰痛として感じられる場合もあります。
さらに長く続く腰痛では、
- 身体活動の低下
- 睡眠
- 仕事での身体的負担
- 腰痛に対する不安
- 心理的な負担
- 生活環境
など、複数の要素が影響する場合があります。「一つの原因を探し続ける」よりも、「現在の腰痛にどのような要素が関係しているのか」を整理することが大切です。
急に起こる腰痛と長く続く腰痛
腰痛は、症状が続いている期間によって分けて考えられることがあります。一般的に、3か月以上続く腰痛は慢性腰痛として扱われます。
一方、急に起こった腰痛では、
- 重い物を持ったとき
- 身体をひねったとき
- 朝起きたら突然痛かった
など、きっかけがある場合もあれば、はっきりしたきっかけが分からない場合もあります。
いわゆる「ぎっくり腰」も急な腰痛の呼び方の一つですが、必ず筋肉が切れた「肉離れ」というわけではありません。
急な腰痛でも身体の状態は一人ひとり異なるため、「ぎっくり腰だからこの方法」と一律に考えないことが大切です。
腰痛が長引くときに確認したい5つのポイント
① 画像だけで腰痛のすべてを判断していないか
レントゲンやMRIは、身体の中の状態を確認するための大切な情報です。
一方で、現在の腰痛を考える際には、
- どの場所が痛むのか
- どの姿勢で痛むのか
- 腰を動かしたときの変化
- 足の痛みやしびれの有無
- 足の力の入り方
- 仕事や日常生活で困っていること
画像を軽視することも、画像だけで現在の腰痛のすべてを判断することもせず、身体の状態と合わせて考えることが重要です。
② 「姿勢が悪いから」と一つの理由だけで考えていないか
姿勢や身体の使い方が、腰への負担に関係する場合はあります。しかし、特定の姿勢だけが、すべての腰痛の原因とは限りません。
むしろ、
- 同じ姿勢を長時間続けている
- 身体を動かす機会が少ない
- 仕事で同じ動作を何度も繰り返している
などが負担につながる場合もあります。
大切なのは「正しい姿勢をずっと維持する」ことではなく、同じ姿勢を長時間続けすぎないことや、自分の場合はどの姿勢で症状が変化するのかを確認することです。
③ 身体を動かすことが怖くなっていないか
腰痛が続くと、「また痛くなるのではないか」「動くと悪化するのではないか」と不安になることがあります。
もちろん、強い痛みが出る動作を無理に繰り返す必要はありません。
一方で、長期間ほとんど身体を動かさなくなると、体力や筋力が低下し、日常生活で身体を動かすこと自体が負担に感じられる場合があります。
「痛くても無理に動く」でも「怖いからまったく動かない」でもなく、現在の状態に合わせて活動量を考えることが大切です。
④ 自己流のストレッチや筋トレを無理に続けていないか
インターネットやSNSでは、腰痛向けのストレッチや筋トレが数多く紹介されています。
しかし、腰痛の出方は一人ひとり異なります。ある方には楽に感じる運動でも、別の方では痛みが強くなる場合があります。
セルフケアを行った後に、
- 痛みが明らかに強くなる
- 腰痛がお尻や足まで広がる
- 足のしびれが強くなる
- 翌日まで強い痛みが残る
などの変化がある場合には、無理に続けないようにしましょう。
⑤ 身体だけでなく生活全体を確認しているか
長く続く腰痛では、身体の状態だけでなく、
- 仕事
- 睡眠
- 運動量
- 腰痛への不安
- 日常生活での負担
- 心理的な負担
などが影響する場合があります。
これは、「腰痛は気持ちの問題」という意味ではありません。痛みは実際に感じているものであり、身体・心理・生活環境など複数の要素が影響し合う場合があるということです。
そのため、「腰の筋肉だけ」「画像だけ」と一つに絞るのではなく、現在の生活や身体の状態を広く確認することが大切です。
「腰痛の85%は原因不明」=「85%がストレス」という意味ではありません
腰痛について「多くは原因を一つに特定しにくい」と説明されることがあります。
しかし、原因を一つに特定できないことと、すべてがストレスによって起こっていることは同じではありません。
長く続く腰痛では、
- 身体の状態
- 活動量
- 睡眠
- 心理的な負担
- 社会的な環境
など、さまざまな要素が関係する場合があります。一つの原因に決めつけず、その方の状態を総合的に考えることが重要です。
ヘルニアがあると腰痛はずっと続く?
腰椎椎間板ヘルニアと言われたことがある方の中には、「一生この腰痛と付き合わなければならないのでは」と心配される方もいます。
しかし、画像でヘルニアが確認されているからといって、その後に感じる腰痛のすべてをヘルニアだけで説明できるとは限りません。
一方で、ヘルニアによって神経に負担がかかり、足の痛みやしびれ、力の入りにくさなどが現れる場合もあります。
現在の症状や身体の状態と合わせて考えることが大切です。
腰痛と坐骨神経痛の違いは?
腰痛に加えて、
- お尻が痛い
- 太ももからふくらはぎがしびれる
- 足先まで違和感がある
などの症状が出ることがあります。
お尻から足にかけて現れる痛み・しびれなどは、坐骨神経痛と呼ばれる場合があります。ただし、坐骨神経痛は症状を表す言葉として使われ、その背景には腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、さまざまな状態が関係する場合があります。
腰痛があるときは動いた方がよい?
腰痛があるからといって、すべての方が長期間安静にする必要があるとは限りません。一方で、強い痛みを我慢して運動を続ければよいわけでもありません。
まずは、
- どの動作ならできるのか
- 何分くらいなら歩けるのか
- 動いたあとに痛みが強くならないか
- 翌日に症状が大きく残らないか
現在の状態に合わせて、日常生活や身体を動かす量を調整することが大切です。
長引く腰痛で避けたい5つのこと
① 「原因は絶対にこれ」と一つに決めつける
腰痛にはさまざまな背景があります。画像、筋肉、姿勢、ストレスなど、一つだけですべてを説明できるとは限りません。
② 長期間ほとんど身体を動かさない
痛みが強いときには、休むことが必要な場合もあります。しかし、長期間まったく身体を動かさない状態が続くと、体力や筋力が低下する場合があります。現在できる範囲を確認しながら身体を動かすことが大切です。
③ 痛みを我慢して運動を続ける
「腰痛には運動がよい」と聞いて、強い痛みを我慢して運動する必要はありません。症状が明らかに強くなる場合には、運動量や方法を見直しましょう。
④ 強いストレッチや矯正を自己流で繰り返す
腰痛の状態によっては、強く腰を反らす、曲げる、ひねるなどの動作が負担になる場合があります。自分の身体に合っているかを確認することが大切です。
⑤ 注意が必要な症状を「ただの腰痛」だと思って放置する
腰痛には、早めに整形外科などで状態を確認した方がよい場合があります。次のような変化がある場合には、自己判断で様子を見続けないようにしてください。
このような腰痛は早めに整形外科などで確認を
- 安静にしていても強い痛みが続く
- 時間とともに痛みが強くなっている
- 発熱を伴っている
- 転倒や事故のあとから強く痛む
- 足に急に力が入りにくくなった
- 足のしびれや麻痺が強くなってきた
- 急に歩きにくくなった
- 排尿や排便にこれまでと違う変化がある
- 股のまわりの感覚がおかしい
このような場合には、腰痛以外の状態や神経への強い負担などが関係している可能性もあります。
早めに整形外科などで身体の状態を確認してもらうことが大切です。
腰痛についてよくあるご質問
Q. レントゲンやMRIで大きな変化がなければ、腰には問題がないのでしょうか?
画像で大きな変化が確認されなくても、腰痛を感じることはあります。現在の腰痛を考える際には、画像だけでなく、症状の出る場所、動作による変化、日常生活で困っていることなども合わせて確認することが大切です。
Q. ヘルニアがあると言われました。腰痛の原因はヘルニアですか?
ヘルニアが症状に関係している場合もありますが、画像にヘルニアがあるという情報だけで現在の腰痛すべてを判断することはできません。足の痛み・しびれ、力の入り方、動作による症状の変化なども合わせて考えることが大切です。
Q. 慢性腰痛はストレスが原因なのでしょうか?
ストレスなど心理的な要素が腰痛に影響する場合はありますが、慢性腰痛のすべてがストレスによって起こるわけではありません。身体・心理・生活環境など、複数の要素を合わせて考えることが大切です。
Q. 腰痛があるときにストレッチをしても大丈夫ですか?
身体の状態によって異なります。ストレッチを行ったあとに痛みが強くなる、足のしびれが増えるなどの変化がある場合には、無理に続けないようにしてください。
Q. 腰痛では安静にしていた方がよいですか?
強い痛みがある時期には、負担を減らす必要がある場合もあります。ただし、長期間ほとんど身体を動かさないことが、すべての腰痛に適しているとは限りません。現在できる動作や活動量を確認しながら調整することが大切です。
せんだいファミリー整骨院で確認していること
当院では病名の特定は行いません。
- 腰のどこに痛みがあるのか
- いつから痛みがあるのか
- 座る・立つ・歩くなどでどう変化するのか
- 前かがみや腰を反らしたときの変化
- 腰や股関節の動き
- 姿勢や歩き方
- 足の痛み・しびれの有無
- 仕事や日常生活で負担を感じる動作
- 身体を動かすことへの不安
などを確認しています。
「腰が痛い場所」だけを見るのではなく、現在どのような場面で困っているのか、どのような動作で身体に負担を感じているのかを確認することを大切にしています。
すでに病院や整形外科で検査を受けている方は、検査結果や現在説明されている内容を確認しながらご相談いただけます。
仙台市青葉区で長引く腰痛にお悩みの方へ
「何年も腰痛が続いている」
「仕事で座っていると腰がつらい」
「腰痛を何度も繰り返している」
「ヘルニアと言われてから腰を動かすのが怖い」
「自分の身体に合った運動やセルフケアを知りたい」
このようなお悩みがある方は、一度現在の身体の状態を確認してみることも一つの方法です。
せんだいファミリー整骨院では、初回はカウンセリングと身体の状態確認のため約90分のお時間を確保しています。
柔道整復師の国家資格を持つ施術者が、腰の痛む場所だけでなく、腰や股関節の動き、姿勢、歩き方、仕事や日常生活での身体の使い方などを確認します。
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