筋肉が硬いってどういう事?
・デスクワークで肩こりがずっと続いている
・腰が痛くて素早く動けなくなってきた
・しゃがんだりしたときに膝が痛い
この様な症状でお悩みの方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
様々な症状の原因の一つとして「筋肉の硬さ」が影響している場合があります。
・デスクワークで背中が丸まり、肩周りの筋肉が硬くなって、動きずらくなる
・腰にばかり負担がかかり、腰の筋肉が硬くなり、動きずらくなる
・太ももの前の筋肉が硬くなり、しゃがんだ時にうまく伸びなくなり膝に負担がかかる
最初に上げた症状について、この様に筋肉の硬さで説明できるがほとんどです。
この筋肉の硬さについて理解することで、上手にセルフケアもできるようになりますので是非最後まで読んでみてくださいね。
筋肉が硬いとはどういう状態なのか
筋肉はゴムのように伸び縮みする性質を持っています。
筋肉の中には血管が伸びていて、血液とともに栄養を筋肉に行き渡らせたり、老廃物を排出してくれています。
血液は筋肉が動くことによってポンプのように血液と栄養、老廃物を運んでいます。
このポンプ機能がうまく働かなくなると、血流が悪くなり、栄養が行き渡らなくなったり、老廃物をうまく排出できなくなります。
その結果、筋肉は動きづらくなり、硬くなってしまいます。
筋肉が硬くなると、動く際に本来使わなくてよい部位を使うことになったり、余計な力が加わったりします。
そうなってくると、全身のバランスが崩れたり、別の部位が痛くなってきたりと悪循環になってしまうんですね。
また、動きづらくなるという事は、急に運動を始めた際にケガをする原因にもなるため注意が必要です。
このように、筋肉が硬くなると身体への悪影響が多くなってしまいます。
筋肉が硬くなる原因
筋肉が硬くなる原因は以下のことが考えられます。
・長時間同じ姿勢を続けている
・日頃からの運動不足
・体内の水分や栄養が不足している状態
・使いすぎによる疲労
・内部血行障害その他疾患
思い当たる節のある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
これらを改善する方法もありますのでご安心ください。
筋肉の硬さを和らげる
それらはとても簡単に行うことが出来ますが、何より継続することが重要です。
今からご紹介する方法を少しづつ始めれば、今よりも快適に生活が送れますので無理せずチャレンジしてみてください!
「30分に一度は動く習慣をつける」
デスクワークの方は30分に一度肩を回したり、立ち上がって背伸びしたりしてみましょう。軽いストレッチもおススメです!
長時間お車を運転される方は所々で休憩を入れて散歩をしたりしてみましょう。
「身体を動かす習慣を取り入れる」
運動不足の方は簡単な運動から取り入れてみてください。
運動をする時間がないという方は、散歩がおススメです!
散歩はよい全身運動となりますので気軽に取り入れられますよ。
「水分補給をこまめに行う」
身体の中の水分が不足すると、筋肉に血流が回りづらくなり、筋肉が硬くなりやすくなってしまいます。
一日に必要な水分量は体重(㎏)×30(ml)です。
体重50㎏の方の場合1500mlが必要になります。
急に飲む量を増やすのは大変なことです。まずはコップ一杯のお水を飲むことからから始めてみましょう。
「姿勢を意識する」
極端な猫背、反り腰などの方は姿勢改善が必要です。
悪い姿勢が続くとその分特定の筋肉に負担がかかりすぎて、筋肉が硬くなってしまいます。
いい姿勢にすることで、負担が全身の筋肉に適正に分散されます。
そうすることで硬くなりにくい筋肉、痛くなりにくい身体になっていきます。
簡単にできる正しい姿勢を保つ方法として
・椅子に座る際にはしっかりと両足を床に着ける
・鼻から大きく息を吸う
これで、姿勢が整うはずです。
1分間正しい姿勢を意識して座ってみましょう!
最後に注意点です。
・運動は急激に多くしない
運動は1日に急激に多くするよりも、適正な量を1日置き位に行うのが負担も少ないのでおススメです。
また、辛い運動は長続きしないので、少し物足りないかな?くらいから始めるのがいいですよ!
・自己流でやらない
悪い姿勢には原因がありますが、自己流で改善するかな?という状態で行うと逆に痛める原因になることもあります。
まずは自分の状態を把握して、どこを改善するのか調べて行うのがおススメです。
そんなのできないよ!という方は整骨院や整体院などプロに任せるのも手です。
最後に・・・
筋肉が硬くなると悪影響がたくさん生じます。
ですが、日頃の生活の中で意識して動くことで改善することが可能です。
大変だなぁ・・・という方は是非当院へご相談くださいね。
当院ではお一人おひとりの状態を聞いて施術しております。
お身体のことでお悩みのことがありましたらご連絡ください!